WiMAXルーターを契約する時に選べるプロバイダは20社以上あり、どこを選ぶかで2年間の総額料金が30,000円ほど変わります。まず結論としては、GMOとくとくBBが最も安くて、2年間の総額料金は72,816円、実質月額は3,034円です。
この記事では、上位10社を一覧表などで比較して、GMOとくとくBBが一番安く契約できること、GMOとくとくBBが最もおすすめな理由を紹介します。
なお、GMOとくとくBBをはじめ、各プロバイダは期間限定のキャンペーン(キャッシュバックや月額割引)をやっています。
このキャンペーンはだいたい1か月単位(例:6月1日~30日)で年間通してやっていて、お得度合いの変動はほとんど変わりませんが、一番キャッシュバックが大きいのは3月~7月です。
また、現在は年間通してやっていますが、いつまでやっているのか?この先キャッシュバックがかなり低くなってしまうのか?は分かりませんので、お得なキャンペーンをやっている今のうちに早めに契約することをおすすめします。
目次
GMOとくとくBBはどんな会社か?
GMOとくとくBBは、GMOクリック証券で有名な、東証一部上場企業「GMOインターネット株式会社」が運営しています。
プロバイダサービス10年以上の実績があり、プロバイダ業界では大手で、証券やFXなどの異業種にも参入して成功しており、業績の成長性・安定性も非常に高い会社です。
全プロバイダで一番人気な理由は、他社と比べてキャッシュバックが圧倒的に高く、結果として最安値でWiMAXが使えるためです。
GMOとくとくBBのメリット=1番安い
まずは、GMOとくとくBBがどれほど安いのかを、他社プロバイダの料金を以下の一覧表で比較することで確認します。
2位のプロバイダのBIGLOBEも相当安いですが、2年間の総額料金ではGMOとくとくBBより4,000円ほど高くなります。
格安WiMAXプロバイダ比較表
2018年6月最新の格安プロバイダ比較です。
税抜き表示・契約年数2年or3年に注意
料金総額=月額料金+事務手数料−キャッシュバック
実質月額=料金総額÷24か月or36か月
0番は、UQWiMAX公式で最も安く契約した場合の料金総額です。
各プロバイダのキャンペーン詳細と申し込みは以下の公式サイトからご確認ください。
GMOとくとくBB
So-net
BIGLOBE
カシモWiMAX
Broad WiMAX
3WiMAX
順位 | プロバイダ | 契約年数 | 実質月額 | 月額料金
1~2ヶ月目 |
月額料金
3~24ヶ月目 |
月額料金
25~36ヶ月目以降 |
料金総額 | 事務手数料 | キャッシュバック |
0 | ![]() |
3年 | 4,129 | 3,696 | 4,380 | 4,380 | 148,628 | 3,000 | 10,000 |
1 | ![]() |
2年 | 3,034 | 3,609 | 4,263 | 4,263 | 72,816 | 3,000 | 33,000 |
2 | ![]() |
3年 | 3,185 | 3,609 | 4,263 | 4,263 | 114,660 | 3,000 | 40,500 |
3 | ![]() |
2年 | 3,198 | 3,695 | 4,380 | 4,380 | 76,752 | 3,000 | 30,000 |
4 | ![]() |
2年 | 3,224 | 3,095 | 3,780 | 4,380 | 77,370 | 3,000 | 15,000 |
5 | ![]() |
3年 | 3,329 | 1,180 | 4,250 | 4,250 | 119,860 | 3,000 | 30,000 |
6 | カシモWiMAX | 2年 | 3,376 | 1,380 | 3,380 | 4,079 | 81,020 | 3,000 | なし |
7 | ![]() |
4年 | 3,492 | 1,970 | 3,495 | 3,995 | 167,616 | 3,000 | なし |
8 | カシモWiMAX | 2年 | 3,522 | 1,380 | 3,580 | 4,079 | 84,520 | 3,000 | なし |
9 | ![]() |
3年 | 3,562 | 3,670 | 4,350 | 4,350 | 128,240 | 3,000 | 30,000 |
10 | ![]() |
3年 | 3,656 | 2,726 | 3,411 | 4,011 | 131,626 | 3,000 | なし |
11 | ![]() |
2年 | 4,448 | 3,696 | 4,380 | 4,380 | 106,752 | 3,000 | なし |
12 | ![]() |
2年 | 4,505 | 4,380 | 4,380 | 4,380 | 108,120 | 3,000 | なし |
※BIGLOBEの3位はクレジットカード支払いのプラン。4位は口座振替のプランです。2年契約ではなく3年契約でも実質月額は同じです。
※BIGLOBE会員なら、さらに月額200円引きになるのでBIGLOBEが最安のプロバイダになります。
※So-net会員なら、さらに月額200円引きになります。
※6位のカシモWiMAXのプランは一部機種しか選べません。
※9位の@niftyは、@nifty会員ならさらに月額250円引きになります。
※10位のBroad WiMAXは、他社WiMAXからの乗り換え負担が最大19,000円まであります。19,000円負担してもらった場合、実質月額3,129円で2位となり、非常にお得です。
※補足:どのプロバイダでも、スマホがauユーザーなら、auスマートバリューmineに加入することで、月々のスマホ料金が500~1000円割引になります。
いかがでしょうか?
料金面だけを見れば、圧倒的に安いGMOとくとくBB以外のプロバイダを選ぶ理由はありません。
ただし、クレジットカードを持っていない場合や使いたくない場合は、GMOとくとくBBでは契約できないため、口座振替で決済できるBIGLOBEを選ぶのが最もおすすめになります。
支払が口座振替の場合と、他社WiMAXからの乗り換えの場合はこちらの記事をご参考ください。口座振替や乗り換えで最安のWiMAXプロバイダ
GMOとくとくBBのデメリット?
GMOとくとくBBは、上記の通り圧倒的に格安で契約できるため、WiMAXを契約する全員におすすめしたいプロバイダですが、ネットの口コミではデメリット的なこともあると言われています。まとめると以下の2つです。
1.キャッシュバックの手続きが面倒・分かりにくい
2.カスタマーサポートが不十分・連絡がとりにくい
以上の2つですが、私が考えるに全く大した問題ではないです。
キャッシュバック手続きについて
1つめのキャッシュバック手続きですが、キャンペーン注意事項には以下のようにあります。
つまり、2018年1月に契約したとすると以下のようになります。
●契約時(1月)にGMOとくとくBBのメールアドレスを作り、そこにキャッシュバックの案内メールが11月の何日かに届くので、それに必要事項を記入し返信する。
●翌月末日営業日=12月28㈮に指定口座にキャッシュバック金額が振り込まれる。
非常にシンプルですね。
キャッシュバックが受け取れない人は、この「キャッシュバック案内メール」を見落としてしまい、手続きし忘れてしまうのでしょうが、以下のような対策をすれば大丈夫です。
●カレンダーを買って、案内メールが届く月に大きく赤丸などで印をつけておく。
●「キャッシュバック案内メールが届く月は11月!」などと書いたメモや紙を、パソコンや冷蔵庫やその他の場所に取れないように貼り付けておく。
案内メールが届くのは11か月目なので、忘れっぽくない人でも、毎日メールをすべてチェックするという人でもこれくらいのことはしておく必要があります。
逆に、このような対策を何もしないで「見逃した」「手続き出来なかった」などというのは、気持ちは分かりますが、甘いですし子供じみています。
そもそもの受け取り条件がこうなっているのですから、それに対して文句を言うのは馬鹿げています。
また、「たくさん届くメールの中からキャッシュバック案内メールを探すのが大変」という口コミもありますが、せいぜい1日に1,2件届くメールを1日1回チェックすればいいだけです。11か月でも400件ほどですから、その気になれば5分とかからず案内メールを見つけ出せるはずです。
なにを甘えたことを言っているのですか?ということです。お金を払えばおんぶにだっこで何でもしてもらえるというのは大人の考えではありません。
カスタマーサポートについて
2つ目のカスタマーサポートが不十分で連絡がつながりにくいという点ですが、そもそもWiMAXにサポートは必要ありません。
商品が届いたら、SIMカードを差し込んで電源を入れるだけです。
サポートが必要なのは故障した時と解約するときだけです。平日の10時~19時で電話応対をしているので、よほど運が悪く土日に壊れたりしない限りは問題ないです。
そもそもスマホより遥かに頑丈なので、頻繁に道路などに落としても全く壊れませんしひび割れもしないし傷も滅多につきません。
ちなみに、急に電源が入らなくなったり、ずっと圏外になっていたりしたら、一度バッテリーを外してSIMカードを差し直すと元通りに復旧します。
解約については、ギリギリ=末日に近づくにつれて電話がつながりにくくなるので、解約月の初めの方に前もって電話しておくのがおすすめです。
3年プランより2年プランが格安でおすすめ
ごく一部例外に当たる人はありますが、99%の人にとっては2年プランの方が圧倒的に格安です。
以下に再度示すプロバイダ比較表で、1位のGMOとくとくBBの2年プランと、2位のGMOとくとくBBの3年プランの実質月額(=総額料金÷契約月数)を見れば、3,034円と3,185円で、月々154円安いことが一目瞭然ですが、
2年プランと3年プランでは、どうして2年プランの方が格安なのかを具体例を挙げて説明します。
合計6年間の契約で比較する。(2年と3年の最小公倍数だから)
1.はじめの2年間を1位のGMOとくとくBB、残り4年間を3位のBIGLOBEの2年プランを2回契約し、合計6年の場合。(GMOとくとくBBは一人1回しかキャッシュバックを受けられないため)
総額料金は72,816+76,752+76,752=226,320円。
2.3年間を2位のGMOとくとくBB、残りの3年間を5位のSo-net3年プランで契約した場合
総額料金は114,660+119,860=234,520円。
つまり、6年間では、235,420−226,320=8,200円2年契約の方が安いです。
順位 | プロバイダ | 契約年数 | 実質月額 | 月額料金
1~2ヶ月目 |
月額料金
3~24ヶ月目 |
月額料金
25~36ヶ月目以降 |
料金総額 | 事務手数料 | キャッシュバック |
0 | ![]() |
3年 | 4,129 | 3,696 | 4,380 | 4,380 | 148,628 | 3,000 | 10,000 |
1 | ![]() |
2年 | 3,034 | 3,609 | 4,263 | 4,263 | 72,816 | 3,000 | 33,000 |
2 | ![]() |
3年 | 3,185 | 3,609 | 4,263 | 4,263 | 114,660 | 3,000 | 40,500 |
3 | ![]() |
2年 | 3,198 | 3,695 | 4,380 | 4,380 | 76,752 | 3,000 | 30,000 |
4 | ![]() |
2年 | 3,224 | 3,095 | 3,780 | 4,380 | 77,370 | 3,000 | 15,000 |
5 | ![]() |
3年 | 3,329 | 1,180 | 4,250 | 4,250 | 119,860 | 3,000 | 30,000 |
6 | カシモWiMAX | 2年 | 3,376 | 1,380 | 3,380 | 4,079 | 81,020 | 3,000 | なし |
7 | ![]() |
4年 | 3,492 | 1,970 | 3,495 | 3,995 | 167,616 | 3,000 | なし |
8 | カシモWiMAX | 2年 | 3,522 | 1,380 | 3,580 | 4,079 | 84,520 | 3,000 | なし |
9 | ![]() |
3年 | 3,562 | 3,670 | 4,350 | 4,350 | 128,240 | 3,000 | 30,000 |
10 | ![]() |
3年 | 3,656 | 2,726 | 3,411 | 4,011 | 131,626 | 3,000 | なし |
11 | ![]() |
2年 | 4,448 | 3,696 | 4,380 | 4,380 | 106,752 | 3,000 | なし |
12 | ![]() |
2年 | 4,505 | 4,380 | 4,380 | 4,380 | 108,120 | 3,000 | なし |
しかも、2年契約であれば、違約金がかからず解約できるタイミングが2年に1度来るので、解約しやすいです。
3年契約では3年に一度しか来ません。
例えば、
●引っ越してWiMAXがつながりにくいところになった場合
●将来WiMAXよりもLTEのポケットwifiの方が安くて便利になった場合
●自宅に光回線を引くなどしてWiMAXがいらなくなった場合
●そもそもwifiルーターが不要になった場合
このように、突然の解約でも違約金がかからない方が良いです。
3年契約の方が格安な場合とは?
これはレアケースですが、人によっては3年契約の方がお得な場合があります。
au4GLTEモード=通称ハイスピードプラスエリアモード(以下LTEモード)を多用する場合です。
LTEモードは、一度でも使用するとその月は月額1,005円かかりますが、通信量7ギガまでは、au4GLTE回線で通信できるというものです。
これは、現状ではWiMAXが圏外になる地下鉄の走行中など、WiMAXがつながらなかったり通信速度が遅い場所では大変有用です。(地下鉄は電車走行中のみ圏外です。停車中や駅構内やホームはむしろ40Mbps前後の高速でつながります。)
3年契約なら、これが3年間無料になります。
つまり、1,005円×36ヶ月=36,180円が無料になるということです。
ただ、LTEモードは滅多に使わないので、該当する人は非常に少ないと思います。私は5年間で1度も使っていません。
しかし、7ギガを1,005円で使えるというのは破格です。ドコモやソフトバンクはもちろん、格安SIMでもあり得ない安さです。
上手に活用できれば非常に有用なサービスといえます。
WiMAXならぶっちゃけルーターはどれでも良い
WiMAXルーターは、基本的に性能差がほとんど無いのでどれを選んでも良いです。
現行、主に販売されている機種=WX03を含む新しめの機種であればどれでもほとんど変わりません。
強いて言えば、WX03はLTEモードに切り替えるのが結構手間なのでW04かWX04、そして最新のW05が最もおすすめです。
以下は、最新のWiMAXルーター比較表です。
WiMAXルーター比較表
機種名 | W05 | W04 | WX04 | WX03 | W03 | |
画像 | ![]() |
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![]() |
![]() |
|
発売日 | 2018年1月 | 2017年2月 | 2017年11月 | 2016年12月 | 2016年7月 | |
下り最大速度 | 558~708Mbps | 440~708Mbps | 440Mbps | 440Mbps | 220~370Mbps | |
上り最大速度 | 75Mbps | 30Mbps | 30Mbps | 30Mbps | 30Mbps | |
対応通信回線 | WiMAX2+ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
au4GLTE | 〇 | 〇 | 〇 | ※付属SIMを差し替えで可能 | 〇 | |
連続通信時間 | 440Mbps通信 | 6時間30分(ハイパフォーマンスモード) | 6時間30分(ハイパフォーマンスモード) | 8時間6分(ハイパフォーマンスモード) | 7時間20分(ハイパフォーマンスモード) | 非対応 |
220Mbps通信 | 10時間30分(バッテリーセーブモード) | 10時間30分(バッテリーセーブモード) | 13時間48分(エコモード) | 12時間20分(エコモード) | 9時間30分(ハイパフォーマンスモード) | |
au4GLTE | 9時間10分 | 9時間10分 | 8時間 | 8時間 | 7時間10分 | |
連続待受時間 | 850時間 | 850時間 | 700時間 | 1100時間 | 1040時間 | |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac
/n/a/g/b |
IEEE802.11ac
/n/a/g/b |
IEEE802.11ac
/n/a/g/b |
IEEE802.11ac
/n/a/g/b |
IEEE802.11ac
/n/a/g/b |
|
通信技術 | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | 4×4MIMO/CA | |
Bluetooth通信 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | |
タッチパネル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
サイズ(mm) | W55/H130/Ⅾ12.6 | W53/H130/Ⅾ14.2 | W111/H62/Ⅾ13.3 | W99/H62/Ⅾ13.2 | W120/H62/Ⅾ11.4 | |
重量 | 131g | 140g | 128g | 110g | 127g | |
製造メーカー | ファーウェイ | ファーウェイ | NECプラットフォームズ | NECプラットフォームズ | ファーウェイ |
WiMAXルーターの最大通信速度と実測について
最大通信速度ですが、結論から言うと大した違いはありません。
W05は下り最大708Mbpsとなっていますが、これは上述の月額1,005円かかって7ギガまでの4GLTEモードを使った場合の最大速度です。
純粋なWiMAX2+モードの最大速度は558Mbpsです。
しかも、技術上の理論的最大数値で、対応エリアは東京名古屋大阪の主要エリアに限られるので、まずお目にかかれませんし、さらに言えば日常用途には必要のない速度です。
上り=アップロード速度については、WX03などより45Mbps速い75Mbpsですが、そもそも上り速度が速い必要がある人は少ないはずです。
私はWX03を使っていますが、実測値は平均して下り40Mbpsは出ます。
混雑時間帯など遅い時は3Mbps程度の時もありますが、速い時は90Mbpsくらい出るので自宅の光回線のWi-Fi接続より速いこともあります。1日のうちほとんどの時間は40Mbpsは出ます。
上り速度はなぜかかなり速くて、やはり平均30Mbpsは出ます。なぜかスペック対応速度より速い80Mbpsほどが出ることも多いです。
理由は謎ですが、おそらく上り最大75Mbpsに対応のW05発売にあたりWiMAX2+回線を増強した。その増強した回線をは当然WX03も使っているため、WX03でもスペック以上の上り80Mbpsが計測される。ということだと思います。
この理屈でいくと、WX03でも下り558Mbpsが可能ということになります。
また、そもそも通信速度は実測5Mbpsあれば十分です。
普通のサイトを見るなら、スマホなら0.7Mbps、パソコンなら1Mbpsあればストレスなく見れます。
動画を見るにも、720pの高画質動画は、スマホなら1.2Mbps、パソコンなら2Mbpsあればストレスなく見れます。(ちなみに、スマホでストリーミング再生で見るなら、Amazonプライムビデオの高画質動画でも、速度制限中の1.0Mbpsで途切れず視聴可能なのを体験済みです)
アプリや動画などを速くダウンロードするには通信速度は速ければ速いほど良いですが、そもそもポケットwifi自体の最高速度はどれも実測150Mbpsほどです。
本当に速い速度を求めるなら、auひかりやNURO光の10Gbps回線や2Gbps回線なら、下りも上りも900Mbpsほどの実測が出ます。
結論すると、性能差はほぼ無いといえるのでどれを選んでも良いが、3年契約にするなどして4GLTEモードを頻繁に使う人はモード切替がとても楽なWX03以外の、特に最新機種のW05を選ぶ方が良いということです。
GMOとくとくBBの契約/申し込みの注意点
WiMAXの契約を例にとって解説しますが、NEXTmobileなどの4GLTEポケットwifiについても同様です。NEXTmobileのFS030Wについてはこちら
対応エリアの確認
まずは、自分がよく使う場所がサービス対応エリアかを確認します。
UQWiMAX公式サイトのエリア情報から確認します。UQWiMAXエリア確認はこちら
TryWIMAXで無料で借りて実際に試してみる
TryWIMAXとは、UQコミュニケーションズが無料で15日間WiMAX端末を貸してくれるサービスです。申し込みページはこちら
※15日間は発送日から返却日までなので実際に使えるのは10〜11日程度です
これならば、実際に自分がよく使う場所(自宅・職場・通勤経路)でしっかりつながるかを間違いなく確認できます。
WiMAXに限ったことではないですが、契約期間が2,3年と長く、料金も安くないので、必ず実際に試してから契約することをおすすめします。
2年,3年の契約期間は満了する前提で契約すること
契約期間は満了し、契約更新月に契約解除料なしで解約することを前提として契約をしましょう。
一部のプロバイダでは、契約解除料以外に端末代やキャンペーン違約金がかかる場合があります。
例えば、BIGLOBEの場合です。
他のプロバイダは全社とも端末代が無料ですが、BIGLOBEは端末代が実質無料とはいえ、正確には無料ではありません。
端末代は19,200円です。そのかわりに月額800円×24ヶ月=19,200円の月額割引があります。
つまり、例えば12ヶ月で解約してしまうと、800円×12ヶ月=9,600円の端末代残り分を、契約解除料19,000円に加えて支払わなくてはいけません。
必ずネットで申し込み手続きをする
各プロバイダとも、キャンペーンの注意事項に書いてありますが、キャッシュバックや割引を受けるにはネット申し込みをすることが必須条件です。
電話申し込みは対象外となってしまいます。
契約にあたっての疑問点などは電話で問い合わせて、申し込み自体はネットでする必要があります。
支払いはクレジットカードで
ビッグローブやBroad WiMAXは口座振替も対応していますが、キャッシュバック額が減ったり、乗り換え負担が受けられず、負担総額が増えてしまいます。
それ以外のプロバイダはクレジットカード決済のみです。
クレジットカードを持っていない人は、極力作ってから契約する方が明らかにお得なのでおすすめです。
ちなみにおすすめは審査が易しく発行が速い楽天カードです。
どうしても作れない人は仕方ないですが、それでもソフトバンクのスマホを契約した時にクレジット機能付きのソフトバンクTカード(YJカード)やドコモdカードなどをうっかり作っている場合があります。
クレードルについて
クレードルは、部屋(家)全体に電波を行きわたりやすくするため、通信速度が上がりスムーズになります。正直あった方が便利です。
また、端末をセットするだけで充電ができ、LANポートがついているので据え置きのハード(ゲーム機など)に有線接続もできます。
クレードルは3,000円ほどするので、別でAmazonで購入しても良いでしょう。
8日以内(GMOとくとくBBは20日以内)なら無料で解約できる
平成28年5月21日施行の改正電気通信事業法令による「初期契約解除制度」という法律で定められています。
インターネット回線契約をしたものの「電波の入りが悪く正常にサービスを利用できない」といった場合、端末を返品して回線を解除できる、クーリングオフに似た制度です。
ただし、契約時に払った事務手数料3,000円は支払う必要があります。
サポートオプションは入る必要なし
WiMAX 2+ 安心サポート(月額300円)、WiMAX 2+ 安心サポートワイド(月額500円)ですが、加入の必要は全くありません。お金の無駄遣いです。繰り返しですが、そもそもWiMAXにサポートが必要なことは皆無です。
最後にまとめ
いかがだったでしょうか?最後にもう一度、ポイントをまとめます。
WiMAXのお得なプロバイダ
●GMOとくとくBBが総額料金が最安なのでおすすめ
●月々の料金支払を最安にしたいならBroad WiMAX
●BIGLOBE会員ならビッグローブが料金総額が最安
●他社WiMAXから乗り換えならBroad WiMAXが最安
●口座振替ならBIGLOBEが最安
●口座振替よりクレジットカード決済が遥かにお得なので極力作ってから契約する
●端末を契約当日から使いたいならBroad WiMAXなら可能
契約は2年、ルーターはどれでもいい
●ルーターはW05がおすすめだが、WX03でもほとんど性能差なし
●2年契約が原則として3年契約より安いし利便性が高い
●LTEモードをよく使うなら3年契約の方が格安
以上、「WiMAXはGMOとくとくBBで契約するのが一番安い!」のご紹介でした。
自分のニーズ・状況にあったポケットwifiとプロバイダを選び、快適なネットライフを楽しんでいただければ幸いです。
各プロバイダの詳細と申し込みは以下のリンクから可能です。
GMOとくとくBB
BIGLOBE
Broad WiMAX
NEXTmobile