この記事では、持っているWiMAXルーターが急に圏外になってしまった時の復旧方法と、WiMAX2+非対応エリアなどではどのようにすれば良いかということをお伝えします。
WiMAXルーターが急に圏外になってしまった時
この場合の復旧方法は4つです。
1.再起動する
2.裏側の蓋を外し、バッテリーも外して、SIMカードをいったん抜いて差し直す
3.UQWiMAXか契約プロバイダに電話する
4.支払いに使っているクレジットカードが期限切れなどの場合
まずは「設定」「メンテナンス」から再起動してみてください。それでもだめなら2番を試してください。
「再起動」と何が違うんだと思いますが、これで直る場合があります。実際私がそうでした。
私の場合は、やはり謎に圏外になってしまい、キレ気味で契約プロバイダのサポートセンターに電話しました。
オペレーターの女性に「再起動してみてください」と言われて、「それはもう試しました」と不機嫌に返答し、「では電池を外してSIMカードを付け直してください」と言われ、「それは再起動と何が違うんですか!」とキレ気味に返答しましたが、オペレーターの女性もしぶとく「何卒お願い致します」的に譲らないので、しぶしぶ試したところなんと復旧しました。「あ!直りましたね(笑顔)、いや~良かったです。ありがとうございました。」と、ツンデレ模様をかましてしまいました。最後にはオペレータとも和解できていた?と思います。
この場合、おそらくなんらかのショックやはずみで、SIMカードが正常にセットされていない位置にずれてしまうことが原因と思われます。なのでSIMカードを差し直すと復旧するのです。
それでも復旧しない場合は、UQWiMAXか契約プロバイダのサポートセンターに電話しましょう。契約プロバイダがつながらない場合は、大本の回線を提供しているUQコミュニケーションズ(UQWiMAX)に電話すればよいです。
また、私が以前そうだったのですが、支払いに指定しているクレジットカードが有効期限切れや決済不能(使いすぎなど)になっていて、その結果なんと支払い不備で強制的に契約解除になっている場合があります。
この場合は、なんと、別のちゃんと使えるカードを指定しても、契約を元に戻すことはできません。高い契約解除料を支払う羽目になります。私は2万円くらい払った記憶があります。
この時もキレ気味に、いえ、この時は完全におこでした。電話しました。
女性オペレーター「契約を元に戻すことは出来かねまして、解除料をお支払い頂くことになります。」
私「いや、クレジットカードがたまたま使えない時もあるでしょう。それにちゃんと使えるカードも用意ありますが?」
女性オペレーター「申し訳ございませんが規則でして」
ここで私が穏やかにキレます。
私「そもそも、決済が滞ってるならなぜ連絡のひとつもないんですか?契約時にメールアドレスも書いてあるんだから電話でなくてもメールくらいないんですか?」
女性オペレータ「そのようなご連絡は致しませんと契約約款にも記載があるのですが」
さらにキレます。
私「おたくの会社は顧客を保持していくつもりが無いんですか?私はこの先1年,2年と使って行きたいと思っているんですよ?そのほうが明らかにおたくの利益にもなるはずでしょう?責任者の方と代わってください。」
女性オペレーター「上長の者に確認してきます」
私「それなら折り返し電話をください。それが当然ではないですか?」
女性オペレーター「かしこまりました」
私「何分後に、何時くらいまでにお電話いただけるんですか?」
女性オペレーター「では2時間後の15時までにはお電話させていただきます。」
私「よろしくお願いします。ガチャ!」
結果としては、女性オペレーターから時間通りに連絡があり、上長の許可が下り、今回は特別なケースで、私に継続利用の意思があるので、新しい機種で再度このプロバイダと契約することで、契約解除料は払わずに済みました。
というか一旦払ったのですが返金してもらえました。もうWiMAXルーターいらないかな~と思って契約するまで1年位空いたのですが、しっかり返金してもらえました。
「○○ですが、かくかくしかじかで新しい機種で契約したので返金してほしいのですが」と伝えたのは、バトったのと別の方でしたが、よく報連相と情報の保管が出来ていたものです。
バトった後に、いえバトっている最中にも、「約款」と言われた瞬間から頭の中では改めて冷静に考えていた記憶があるのですが、この件はどう考えても私に不備があり、プロバイダに落ち度はありません。すべて約款にそう記載されていて、それで契約しているのですから、本来は私が文句をつけられるものではないです。
加えて、バトった女性オペレーターの方はアラサーくらいの真面目そうで仕事もそつなくこなしそうな、感じ良いめの方でした。私への応対にもまったく不備はありません。私の怒りの矛先が向けられてしまい、私も節度を守り丁寧語で怒りを伝えたものの、思えば不憫なことをしてしまったものです。
例外的に温情対応してもらったので、心情的にはこれからも継続したいのですが、
月額料金が高くてキャッシュバックも無いので、ワイヤレスゲートとの契約は近々打ち切ります。
WiMAXルーターの電源が入らない時
この場合、やはりSIMカードを差し直すことを試してください。私はこれで直ったことがあります。ダメなら、サポートセンターにキレ気味に電話をかけましょう。
WiMAXが圏外=通信できない場所
WiMAXは電波の性質上、直進性が強く速い通信速度が出やすいが、障害物に邪魔されやすいという特徴があります。スマホなどの4GLTEは、障害物を回り込んで進むため電波を伝えやすい性質があります。
そのため、スマホなどのLTEはふつうにつながるのに、WiMAXはつながらない・圏外になるという場所・状況があります。
一般的には、
●大きな建物の中:窓から遠いので電波が届きにくい
●高めのビルとビルの間:ビルに電波が遮断されて受信しにくい
●山間部や地方のかなり田舎地域:回線インフラが整備されるまでガマン
と言われていますが、私個人の経験則ではそんなことは感じません。
大手町のビル群や建物の中でも、群馬県の山の上でも、ふつうにつながって実測も少なくとも3Mbpsは出ます。
私が日常使っていてWiMAXが圏外になる=つながらないのは以下の2つです。
1.地下鉄の走行中
2.一部のカフェ
私が1番歯がゆく感じるのは「地下鉄走行中」です。
地下鉄は「走行中のみ」つながらない
誤解のないように繰り返しますが、地下鉄は「走行中のみ」つながりません。
地下鉄のホームや駅の構内は問題なくつながります。というか普通の場所より速いです。
上りも下りも60Mbps前後出ます(混雑時間帯は3Mbpsくらいの時ももちろんあります)。
これは、UQWiMAXが頑張ってインフラを整備したからです。
というのも、2015年くらいまでは、地下全般で電波の入りが非常に弱く、全く使い物にならなかったのです。また、ちょっとビルに囲まれた建物の中でも、全然使えなかったのを鮮明に思い出せます。
これではいかんと、頑張ったのでしょう、現在ではとりあえず地下全般で快適につながるようになり、複合商業施設でもスムーズに使えるようになりました。
なので、課題は「地下鉄走行中」と「山間部など地方」へのインフラ整備なのですが、2年ほどで「地下エリア」を克服したことと、2020年の下り最大1Gbpsの実現を発表しているUQWiMAXが、2018年に708Mbpsを達成して順調な進捗を見せていることを鑑みると、これらのエリアでも快適につながるようになるのは時間の問題だといえます。
加えて、2017年末にWiMAX回線契約が2900万件を突破したとのことで、契約者増に伴い4GLTEと同等までつながるようになるようエリアが拡大されるはずだと推測されます。
WiMAXをお得に契約するなら
私のように、ワイヤ〇スゲートなどの割高プロバイダと契約して、キャッシュバックももらえず高い月額を払うことがなくていいように、これからWiMAXを契約しようと思っている方に向けて、お得なすなわち安いプロバイダと契約方法をお伝えしておきます。
詳しくはこちらWiMAXを最も安い月額料金で契約する方法をご覧いただきたいのですが、ざっくりとポイントだけ紹介しておきます。
●GMOとくとくBBが2年間の総額料金が最安
●プロバイダ乗り換えならBroad WiMAXが最安
●口座振替ならBIGLOBEが最安
●BIGLOBE会員ならBIGLOBEが最安
ちなみに、現在すでにWiMAXを契約していて月々の料金が4,380円以上なら、違約金を2万円ほど払ってでもすぐにプロバイダを乗り換えた方が月々の料金も2年3年の総額料金も安く済むのでおすすめです。
というか、プロバイダを乗り換えないと損をするのですぐにでも乗り換えることを強く推奨します。
最後に
いかがだったでしょうか?
WiMAXは、現状では圏外になってしまう場所はありますが、それも1,2年以内の改善が十分に期待できます。
何より、4GLTEのポケットWi-Fiやスマホと比べて月額料金がかなり安く、通信量の制限もなく、速度制限条件も緩く制限後速度も遅くない非常にコスパの良い通信回線です。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、自分のニーズに合ったプロバイダを見つけ、快適なネットライフを楽しんで頂ければと思います。