12時台と18時台でも速くて快適な格安SIMがおすすめ
この記事では、2019年5月現在で最高におすすめ=いつでも快適に使える格安SIMをご紹介します。
色々なニーズに応じていくつかのおすすめを紹介しています。
逆に言えば、これ以外の格安SIMはおすすめしません。
遅くてイラっとしたり、安くもないので使わないほうがいいです。
ザックリ結論~格安SIMの現状と最適な選び方
- 使用回線で速度がかなり違う!~docomo系・au系・SoftBank系
- カウントフリー機能も対象外に注意!~SNS・YouTube・AbemaTV・Music系
- 12:00~13:00の通信クオリティーをどうしたい?
- 月額はほぼ横並び~だが、キャンペーン割引が超強力!
2019年現在、格安SIMはどこの会社でも、混雑時間帯を除けばスマホ・タブレットに必要十分以上の通信速度が出ます。
つまり5Mbps以上の実測が出ます。
イオンモバイルだろうとDMMモバイルだろうとです。
さらに、マイナーどころのb-mobileやLinksMateという格安SIMは、実はワイモバイルとほぼほぼ同じ実測が出ます。
つまり超速いです。そして月額はマイネオやLINEモバイルと変わりません。
そのため、どの会社の格安SIMを使おうと、スマホで使うのであれば不都合はありません。
要は、混雑時間帯の使い勝手をどう考えるかです。
また、その他の機能⇒SNS使い放題、YouTube・AbemaTV見放題などの何を求めているかです。
混雑時間帯は原則2つだけです。
1つは昼12時台、
もう1つが夕方18時台です。
最も混雑して通信速度が低下するのは12時台の12:15~12:45です。
遅い格安SIMだと実測が0.3Mbpsほどに低下します。
これはLINEのテキストを送るくらいなら不自由ないですが、webページを開くのにストレスを感じるレベルです。
サイトを開いても5秒くらいしないとまともに文字すら移りません。
速い格安SIM⇒UQモバイル、ワイモバイル
この時間帯でも10Mbps以上の実測で「速度低下どこ吹く風」という感じです。
速めの格安SIM⇒LINEモバイルソフトバンク回線、BIGLOBEモバイルau回線
1~2Mbps以上の実測で、ストレスはまったく感じないレベルです。
いちばん混雑する昼休憩どきの12時台の「クオリティーオブスマホ通信」をどうしたいかで、どの格安SIMを選ぶべきかは絞られてきます。
もうひとつの混雑時間帯=18時台ですが、この時間帯はどの格安SIMでも1~2Mbps以上の実測なので、取り立てて騒ぐほどのことではないと言えます。
スマホアプリのダウンロードなどは実測5Mbps以上出ているとスムーズなので、その点ではスピード感に物足りなさを感じるかもしれませんが、スマホで高画質動画の再生くらいは余裕で出来ます。
この時間帯に実測1Mbpsを切ることが少なくないのは楽天モバイルくらいです。楽天モバイルは非常に有用でおすすめの格安SIMですが、用途とニーズに注意が必要です。
さらにいえば、19:00~23:00までは、みんながそれぞれの余暇時間にスマホを使いだすので断続的に混雑します。
といっても、遅い格安SIMでも5Mbps前後出るのでまったく支障はありません。あくまで通信速度は伸びにくいということです。
通信速度について結論すると、上に挙げたような「どの時間帯でも不自由しない速度」が出る格安SIMを選びましょうということです。
注意点は、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線のどれを選ぶかです。
たとえば、LINEモバイルはソフトバンク回線はかなり速くておすすめですが、ドコモ回線は遅めなのでおすすめしません。
マイネオは50歩100歩ですが、au回線>ドコモ回線>ソフトバンク回線の順の速度です。
次に、各社独自の付加機能ですが、これは自分が求めているものを選ぶべきです。
LINE・Instagram・Twitter・Facebookをいつでも高速で無料で使いたいならLINEモバイル、YouTube・AbemaTVをデータフリーで見たいならBIGLOBEモバイルです。
しかし、ひとつ注意が必要です。
たとえば、LINE LIVE機能は無料対象外で通信量を消費します。TwitterやFacebookのライブ動画もデータを消費します。
BIGLOBEモバイルも、エンタメフリー機能でYouTube・AbemaTVを通信量消費無しで見られますが、その際の通信速度は普通画質(360p)を視聴できるくらいの実測に調整=制限されます。つまり、ギガを消費せずに見られますが、高画質・高音質では視聴できません。
以上のことを踏まえて、自分に最適な格安SIMを、会社だけでなく使用回線も含めて決めていただけるよう、おすすめの格安SIMを紹介していきます。
超おすすめの格安SIM5社
ワイモバイル
UQモバイル
超速+SNSカウントフリー!
BIGLOBEモバイル au回線
マイネオ au回線
まずは、以上の5つのブランドが最高におすすめです。
どれを選んでも正解ですし、「SNSを多用する⇒LINEモバイルが最適」、「abemaTVを超見る⇒BIGLOBEモバイルが最適」などニーズによって選ぶ会社は変わります。
ココがポイント
どんな時間帯でもキャリア並みに快適通信ができる!
ココに注意
ワイモバイルとUQモバイルは高くない!
注意ポイント
ワイモバイルもUQモバイルも2年契約縛りで、1年目は月額1,980円、2年目は2,980円です。
一見すると2年目の月額が1年目より1000円も高いので敬遠してしまいがちですが、冷静に見てみると、2年間の平均は約2,480円ですね。
5分or10分かけ放題つきの料金ですが、この「かけ放題オプション」は他社でつけると月額850円ほどです。
たとえば、マイネオの場合、通話SIMのau回線3ギガプランは月額1510円+10分かけ放題オプション850円=2,360円です。
2年間の総額で比較すると、月額120円×24か月=2,880円違いますが、月額はわずか120円しか違いません。
まとめると、
ワイモバイルとUQモバイルは他の格安SIMよりとりたてて高いわけではない
ほぼ同じ月額だし、通信速度が格段に速くてしかも安定している
結局、その点ではコスパは遥かに良い!
ということです。
ワイモバイル
ワイモバイルのメリット
- 通信速度が12時台でも15Mbpsで超速い!
- 10分かけ放題付きで3ギガ1,980円!
- 「スーパー誰とでも定額」なら追加で月額1000円で通話し放題!
ワイモバイルのデメリット
- 3年目以降は月額料金が高くて使えるギガ数も減るので、必ず2年間で解約すること!
- 選べるプランが3つのみ(3ギガ,9ギガ,21ギガ)
- 10分かけ放題オプションは強制
- 必要十分以上の速度but、UQモバイルやキャリアには及ばない
ワイモバイルの魅力は、通信速度の速さと10分かけ放題です。
通信速度は常時15Mbps以上が出ます。
UQモバイルの平均25Mbpsと比べて約10Mbps遅いですが、極めて高い次元の争いです。
そもそも、スマホの作業であれば5Mbps出ていれば超高画質動画を見るなども非常に快適にできるので、必要十分以上の速度ということです。
もちろん他の格安SIMにくらべれば平均して8Mbpsほど速いです。
UQモバイルの5分かけ放題より多い「10分かけ放題」があるので、電話が長引いても安心です。
店舗や病院や役所などに問い合わせの電話をすると2分位待たされることはザラです。
たとえば、私がソフトバンクの5分通話無料プランだったとき、役所に電話をしたときに3分位待たされて会話しつつ用件を確認し終わったら通話時間は7分だったなんてことも少なくありませんでした。
UQモバイル
UQモバイルのメリット
- 通信速度が12時台でも25Mbpsで格安SIMダントツに快適!
- 5分かけ放題or60分通話無料付きで月額1,980円!
- 5分かけ放題か、60分,120分,180分通話無料か選べる
UQモバイルのデメリット
- 2年間の契約終了で解約必須⇒ワイモバイルと同じく3年目以降は月額1000円増+ギガ数減
- 選べるプランが3つのみ(3ギガ,9ギガ,21ギガ)
- かけ放題がワイモバイルより5分少ない
UQモバイルの魅力は、とにかく通信速度が非常に速くしかも安定していることです。
一日中どの時間帯も25Mbpsほどの速度が出るので通信が非常に快適です。
たとえばドコモは常時35Mbpsなので、数値的には10Mbpsちがいますが、スマホの場合5Mbpsを超えると体感的なスピードの違いはほぼありません。まさにキャリア並みの快適さと言えます。
デメリットは、「ギガ容量の選択が3つ(3ギガ・9ギガ・21ギガ)しかないこと」、「5分かけ放題or60分通話無料オプションが強制」があります。
月額料金は、割引キャンペーンを加味しても他の格安SIMと大差ありません。むしろ安い場合もあります。
自分のニーズにマッチすれば最高の格安SIMといえます。
LINEモバイル ソフトバンク回線
LINEモバイル ソフトバンク回線のメリット
- 12時台でも2Mbps以上の速度で快適!
- 18時台も8Mbps前後で速い!
- SNSがカウントフリーで使い放題!
- SNSは、LINE、Twitter、Instagram、Facebook、(LINEmusicは追加料金あり)
LINEモバイル ソフトバンク回線のデメリット
- 12時台のみ2Mbps以上なのでUQモバイルとワイモバイルには劣る。
- キャンペーンを加味した月額の安さという点ではBIGLOBEモバイルに劣る
- au回線は少しおすすめ。docomo回線は12時台が遅めなので非推奨
LINEモバイルはSNSカウントフリーなのでその点で非常におすすめですが注意点があります。
※SNSカウントフリーとは:SNS使用時のパケット消費をカウントしない=通信量に含めない⇒もし月の契約ギガ数を超えてもSNSはいつでも高速通信で使える。
ココに注意
12時台の通信速度がポイント
- ソフトバンク回線は最低でも2Mbps以上で快適
- au回線は1Mbpsをまれに下回る場合もあるがノーストレス
- ドコモ回線は1Mbpsを下回ることが多く、人によっては少しストレスを感じる可能性がある。
LINEモバイルはドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線がありますが、ザックリ言って12時台以外の速度はほぼ変わらず、どの回線でも平均して6Mbps~15Mbps出るので12時台の自分のスマホ利用状況を基準に選ぶと良いです。
- ソフトバンク回線⇒新しい回線で会社が力を入れていること+利用者が少ないため通信速度が速い
- ドコモ回線⇒一番古い回線で利用者も多いので混雑時間帯は速度が遅めになりがち
- au回線⇒ドコモほど利用者が多くないので12時台でも1Mbpsを下回ることがほぼ無い
ともあれ、スマホを快適に使える速度の基準が1Mbpsなので、昼休憩などの関係で12時台にスマホ利用が多い方は素直にソフトバンク回線を選ぶことをおすすめします。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルのメリット
- キャンペーン割引が強力で通話SIM3ギガプランなら1年間12,000円=月1000円で使える!(別途かけ放題プラン)
- かけ放題プランが豊富!月額830円で10分かけ放題or90分無料、月額600円で3分かけ放題or60分無料
- 月額480円のエンタメ・フリーオプションでYouTube、AbemaTVなどが通信量無料で見放題!
- au回線はかなり速い。12時台でも1Mbpsはほぼ下回らない!
BIGLOBEモバイルのデメリット
- ドコモ回線は12時台が0.5Mbpsほどのことが多いので非推奨
- YouTubeやAbemaTVは画質が360p程度に制限される。高音質・高画質の再生はできない
BIGLOBEモバイルはau回線が12時台でも快適なのでおすすめです。ドコモ回線は12時台が500Kbpsほどなので微妙・非推奨です。
また、エンタメフリーは通信量は無制限ですが、画質・音質は中程度以下に制限されます。つまり高画質や高音質では再生できません。
高い画質・音質で動画を長時間再生したいなら、楽天モバイルのスーパーホーダイプランの方がおすすめです。
スーパーホーダイプランは通信量無制限の低速モードが実測1Mbpsで、スマホならYouTube480p程度の高画質が余裕で再生できます。
詳しくは以下の記事で解説していますが、3年契約なら高速通信が2ギガまで使えるプランが10分かけ放題込みで月額1480円です。
ココに注意
ドコモ回線はマイネオやLINEモバイルも同様ですが、利用者が多いため12時台の通信が遅めになりがちなので基本的に避けた方が良いです。
※繰り返しですが、12時台以外の時間は基本的にどの会社・どの回線でも5Mbps以上で速いです。
エンタメ・フリーオプションは、各社の専用アプリを利用することで通信量ノーカウントで視聴できるというものです。
例えば、YouTubeならほとんどの方はスマホ上にYouTubeアプリがあると思いますが、アプリ上で視聴する限り通信量はかかりません。逆にsafariやGoogleChromeなどのブラウザ上で視聴する場合は通信量がカウントされます。
マイネオau回線
マイネオau回線のメリット
- 12時台でも1Mbpsをほぼほぼ維持する!
- すぐ解約してもMNP転出しなければ契約解除料(違約金)が無料!
- フリータンクから毎月1ギガバイトもらえる!
マイネオau回線のデメリット
- キャンペーン割引でも特に安くならない
- 月額は安い方だが、LINEモバイルなどと比べ月額100円安いかくらい
- ドコモ回線とソフトバンク回線はけっこう遅いので非おすすめ
マイネオはこれといった強みの無い良くも悪くも「無難な」格安SIMです。
私が考える最大の特徴は「すぐに解約してもMNPで転出しないなら契約解除料がかからないこと」です。
現在、ドコモなどのキャリアで高い月額を払っているならすぐにどこかの格安SIMに乗り換えたほうが、毎月の月額が5000円ほど安くなります。
どこの格安SIMが良いか決めかねているなら、またその後電話番号が変わっても構わないなら、とりあえずMNPでマイネオにしてしまうというのもありだと思います。
乗り換えの時に多少の手間はかかりますが、約1万円の違約金がかからないというのは大きいですね。
もっと言えば、格安SIMは1年や2年の契約更新ごとに乗り換えるべきです。
これは WiMAXや光回線にも言えることですか、ネット回線契約というのは、顧客獲得のために新規や乗り換えの場合は破格のキャンペーン割引をしています。
新規契約でキャッシュバック4万円、乗り換え違約金3万円負担などです。
格安SIMでも、例えばLINEモバイルは、他社からのMNP乗り換えで契約の場合、1万円のLINEポイントがもらえ、さらに月額が3ヶ月間×1390円割引になります。
LINEポイントはLINEモバイルの料金支払いに使えるので、実質14170円割引になります。
通話SIMコミュニケーションフリープラン3ギガなら月額1690円なので、最低利用期間の1年使ったとすると1690円×12ヶ月=20280円−14170円割引=6110円→月額510円で使えます。10分かけ放題月額880円をつけても月額1390円でスマホが使えます。
このような強力なキャンペーン割引はBIGLOBEモバイル、IIJmioもやっています。
この三社だけでも乗り換える価値はありますし、他にもワイモバイルとUQモバイルも新規や乗り換えには約1万円のキャッシュバックをしており、2年契約で3ギガプラン(超高速通信)平均月額2480円で10分かけ放題というのがあります。
さらに楽天モバイルスーパーホーダイプランなら、高速が2ギガまで使えて低速モードは実測1mbpsで通信量無制限、3年契約で月額1480円10分かけ放題付きです。
このように、乗り換えや新規は非常にお得な割引を受けられます。
多少の手間はかかりますが、格安SIMも契約終了ごとに乗り換えたほうが断然お得だということが明白だと思います。
次点:場合によってはかなりおススメの格安SIM2社
- 楽天モバイルのスーパーホーダイプラン
- IIJmio(ミオフォン)
この2つのブランドは少しクセがあります。
「楽天モバイルのスーパーホーダイプラン」は、楽天会員になり3年契約にすることで月額1,480円で通信量無制限+10分かけ放題という破格の安さが最大の魅力です。
(注)3年目以降は少し高くなるので2年間終了時点で解約するのがおすすめ。
通信速度は、基本的に常時1mbpsの速度で12時台と18時台は約300kbpsになります。
1mbpsという速度は、SNSなら快適に使え、通常のネット検索もストレス無くできます。スマホで動画を見るくらいなら止まることはほぼありません。
そのため、スマホで重いデータのかかることをしない人、12時台と18時台はあまりネットを使わない人にとっては非常におすすめできます。
IIJmio(ミオフォン)も、安さが魅力です。楽天スーパーホーダイほどではないですが、割引キャンペーンの効果でマイネオなどよりは結構安く済みます。
通信速度は、基本的にはマイネオなどとほぼ同じですが、
違うのは、12時台と18時台の通信速度が1mbpsを下回る(0.75Mbpsほど)ことが多いことです。
このくらいの通信速度だと、体感的に「ちょっと遅いかな」という感じで、場合によっては少しだけストレスを感じるかもしれません。
いずれにせよ、キャリア並みにサクサクという感じではないです。とはいえ、1mbps以上の速度がでることもあるので「サクサク動かない場合もある」くらいの認識が良いと思います。
もちろん12時台と18時台以外の時間帯はキャリア並みに速いです。
ココがポイント
12時台と18時台の通信がちょっと遅くても良いなら安さはトップクラス